部活動などで忙しく、勉強しても中々理解しにくい経験はありませんか?最近では、塾に行くより時間や場所に左右されない映像授業で勉強している学生が増えてきています。そこで映像授業のメリット・デメリットや中学生におすすめの映像授業と通信教育を紹介します。
映像授業のメリット
自分のペースで勉強ができる
学校や塾の授業では複数人と授業しているので、全体のペースに進めているので自分が分からなくなったら置いてかれてしまいます。映像授業では自分のペースでゆっくり勉強をすることができるので理解しやすく置いてかれることがなくなります。
分からないところを重点的に学習
映像授業のメリットの一つである苦手な部分を重点的に学習できることです。得意な部分はさらっと聞いて、苦手な部分だけを重点的に学習することで、苦手克服し勉強に対する意欲が向上します。
プロの講師で分かりやすい
学校の授業で、この先生は分かりやすいけど別の科目の先生は分かりにくいなどがありますが、映像授業では、プロの講師が授業している場合が多いのでいつもより理解しやすいです。僕も実際に使っていましたが、学校の先生よりも授業が面白く分かりやすいので、いつも以上に知識が吸収されました。
塾より時間が短い
これも映像授業のメリットだと思いますが、時間が短いことです。映像授業では各教科の単元ごとに動画が分かれているので短時間で集中しやすくなります。映像の時間は10分から20分ほどが多いので集中して聞くにはピッタリな時間です。
時間と場所の制約がない
最近の学生は、昔と比べて「時間がない!」という話を良く聞きます。部活や放課後の活動で勉強する時間が限られている方が多く塾に行く暇がない人が結構いると思います。映像授業では、どこでも勉強でき、一つの動画も10分程度で終わるのでスキ間時間でサクッと学習できます。
塾よりも圧倒的に低価格
普通の塾に通う場合月に2万円~3万円ほどの費用がかかりますが、映像授業ではプランによっては異なりますが相場は月に、2,000円から5,000円程度です。映像授業の強みは圧倒的に低価格なのに授業内容がとても分かりやすいことです。
映像授業のデメリット
質問ができない
映像授業では、説明の仕方が一方的になるので質問ができないことがあります。分からない問題を直接聞くことができないので動画の中で理解する必要があります。
集中力やモチベーションの維持が大変
スマホなどを使って映像授業を受けることになるので、集中力がなくなって他のことをしてしまうなど最初はモチベーションの維持が大変かもしれませんが、習慣化することでモチベーションの維持が上がり集中力が高まります。

情報の伝達が一方的になる
映像授業を見て理解する流れなので情報の伝達が一方的になります。映像授業によっては質問ができるサービスもあるので、質問ができる映像授業を選ぶことで情報が一方的にならず、より理解しやすくなります。
国語など文章の内容が違う
国語などの文章内容は、映像授業のデメリットの一つといえます。塾では学校でやった国語の文章などをそのまま扱っていますが、映像授業では同じ教材とは限らないので注意が必要。
中学生向け映像授業サービスの選び方ポイント
カリキュラムが充実しているか
教科書通りに対応しているか、学校の授業内容と同じなどカリキュラムが充実しているかを確認することで、自分に合った映像授業を選び学習しやすくなります。また、資格取得対策講座などがあると進路に向けてプラスアルファになります。
講師の質
授業を受ける上で、講師の質を非常に大事です。講師の説明の仕方によって理解度が異なるので、無料体験を活用し、授業が受けやすく理解しやすいかどうかをチェックしましょう。
料金
映像授業の料金の平均は2,000円から5,000円程度がほとんどです。自分に合ったコスパが良いサービスを選んでいきましょう。
レビューや評判をチェック
レビューや評判も多少チェックした方がよりよりサービスを選ぶことができます。無料体験ができれば一番良いのですが、中には無料体験ができないものもあるのでレビューや評判を参考にするのも大切です。
映像授業と通信教育の違い
この記事では、映像授業を中心に紹介していますが、映像授業単体だとやっている所が少ないので、映像授業と通信教育の両方ができるサービスも紹介していきます。
映像授業
自分のペースで勉強する。料金が安い
通信教育
やるべき課題が計画されている。質問できたりする。料金が少し高い
中学生にピッタリな映像授業・通信教育を紹介!
今回紹介するサービス比較
サービス名 | 教育形態 | 月額料金 | 強み |
スタディサプリ | 映像授業 | 2,178円(ベーシック) | 小学から高校まで全部見れる |
進研ゼミ | 通信教育+映像授業 | 6,990円~ | 定期テストに強い |
東進オンライン | 通信教育+映像授業 | 2,980円(12ヶ月一括払いの場合) | 難しい問題でも理解しやすい |
Try IT | 映像授業 | 0円 | 無料で利用できる |
スマイルゼミ | 通信教育+映像授業 | 6,800円~ | 普通教科に加え実技科目も対策できる |
サブスタ | 通信教育+映像授業 | 7,900円(中学生プラン) | プロのアドバイザーが学習プランを作成 |
スタディサプリ

画像:スタディサプリ
ポイント
- 一つのプランで小学、中学、高校、大学受験までの映像授業が見放題
- 専用教材は不要、スマホやタブレットがあれば学習できる
- 14日間の無料体験
- 圧倒的に低価格
- 英検などの資格対策も充実
中学以外の映像授業も見れる
通常は入会した中学生講座しか使うことができませんが、スタディサプリでは一つのプランで小学校から大学受験対策までの全ての映像授業が見放題なので、数学などでつまずいたら小学校の授業を振り返ることで理解しやすく分からないを分かるに変えてくれます。
圧倒的に低価格
ベーシックコースは、月額2,178円(税込)で5教科18科目1万本以上の講義動画が見放題。
個別指導コースもある
ベーシックコースは映像授業を見て勉強するスタイルですが、個別指導コースは担当コーチが付いて日々の学習プランや分からない問題の質問や相談など勉強に関することをチャット形式でやり取りすることができるので、勉強の不安、進路への不安を解消することができます。
進研ゼミ

画像:進研ゼミ
ポイント
- テストに強い
- 部活と両立ができる
- 任天堂スイッチやスマホを活用した独自の暗記法
- 志望校レベル別の指導で合格力UP!
- 目標や忙しさに合わせて学習プランを作成
定期テストに強い
テスト範囲・テスト日程・得意と苦手な部分・ワークからの出題・目標点数をもとに9教科に対応した学習計画を作成してくれるので、テスト勉強でつまずかず効率的な学習ができ点数がUP!
部活との両立
中学生は特に部活動が忙しく、中々勉強の時間が取れなかったり集中力が上がらなかったりしますが、部活などの予定に合わせて個別で学習プランを作ってもらえるので部活との両立が可能になります。
ゲーム形式で暗記ができる
任天堂スイッチやスマホを活用したクイズやバトルなどがあり、勉強を苦手から楽しさに変えていくことで勉強のやる気が続き、勉強を継続する力が高まります。
東進オンライン

画像:東進オンライン
ポイント
- 難しい問題は視覚的に解説
- 英語では発音を重視でネイティブ&日本人のダブル講師
- 大学受験に精通した講師
- 理解が定着できる授業スタイル
- スキマ時間を使って学力を向上
難しい問題でも理解しやすい
難しい問題は先生の話を聞いただけじゃ分からない、頭に入りにくい経験はあると思います。東進の映像授業では先生の手作り模型やアニメーションで分かりやすく解説されているのでより理解力が上がります。
英語ではネイティブ&日本人のダブル講師
東進の英語授業では発音を重視していて、発音の仕方やアクセントなどどこを強調するかなどネイティブ&日本人のダブル講師で授業をしているので、すぐに話せて、すぐ英語を書けるようになります。
Try IT

画像:Try IT
ポイント
- 無料で映像授業を受けることができる
- 1授業約15分の短時間
- 中1から高3までの定期テスト対策
- 4000本の映像授業が見放題
無料で利用できる
TryITでは基本的に無料で利用することができる映像授業で、主要な教科のテスト対策の授業を無料で受けることが可能です。中1から高3までの内容に対応しています。
授業内容は基本的な内容のみなので注意
TryITの授業内容は基本的な内容がほどんどなので、応用など難しい問題はあまり得意ではないのです。なので、スタディサプリなどの有料の映像授業と併用することで勉強の効率化になります。
国語は通常のトライに入会しないと利用できない
国語の授業は一部無料で見れるものもありますが、ほとんどが通常のトライに入会していないと利用できません。
わずか10分で苦手を特定する最新のAIタブレットを使用【個別教室のトライ】
スマイルゼミ

画像:スマイルゼミ
ポイント
- 5教科に加え実技4科目まで対策できる
- 苦手な問題をピンポイントで暗記
- 分かるまで何度も見れる映像授業
- いつ始めても1年生の範囲から学習できる
- 教科書準拠で安心
内申点でも重視される実技科目も対策できる
通常の5教科に加え、保健体育、音楽、美術、技術家庭の実技科目にも対応しているので、自分が行きたい進路にプラスになります。
教科書準拠で学校の進み具合に合わせて学習できる
学校名を入力するだけで、教科書が自動で選ばれて自分の学校と同じ授業進度になるため、どこを学習すれば良いのか一目で分かります。
1年生の範囲から学習できる
中学2年、3年から始めても、1年生の範囲から学習できるので、分からない問題があってもすぐに前に戻って学習することで、高校受験勉強でも安心できます。
サブスタ

画像:サブスタ
ポイント
- 一人ひとりに合った学習計画表を作成
- 見る、聞く、書く、動かすの4ステップで対策
- サブスタの映像授業は一本当たり10分程度
- 間違えた問題を赤ペン映像で解説
プロの学習アドバイザーが学習計画表を作成
お子さんの状況をチャットでヒアリングし、部活や予定など日々のスケジュールに合わせて1ヶ月ごとに計画表を作成してくれるので、短い時間で成果の出る学習ができる。
4つのステップで理解しやすい
(見る)ステップ1で、教科書の中の重要ポイントを整理し解説。(聞く)ステップ2で、説明シートを予備校講師の方が映像で分かりやすく解説。(書く)ステップ3で、学校のテストによく出る出題率が高い問題を優先的に解ける。(動かす)ステップ4で、赤ペンと音声で1問1問ていねいに解説してくれるので分からない部分をその日のうちに解決できるようになります。
1本あたり10分程度で集中力が保たれる
学校の授業だと50分ほどあり、集中力が切れて勉強に集中できなくなることは誰しもが経験していると思います。サブスタでは1本あたり約10分なので、集中力を保ち短時間で理解することができます。
まとめ
映像授業では、自分のペースで勉強できて時間と場所の制約がなく短時間で理解することができますが、自分に力で勉強するので集中力やモチベーションの維持が大変になってきます。映像授業ではあまり続かない人は、毎日の学習プランが決まっている通信教育がおすすめです。映像授業より少し価格は高くなりますが、計画的に学習することができます。
やる気がでる勉強法

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